ねねの上海育児ノート

上海生活10年あまり。ライフハック、子育て、主婦目線の中国ビジネスウォッチングなど

【親子で移住体験記】移住地はどうやって決める?重視することは?

こんにちは!上海帰りのねね(@nenenotebook)です。
前回に引き続き、静岡移住体験について書きます。

 

▼前回の記事

nene01.hatenablog.com

 

色々思うところがあり、1ヶ月、
静岡県三島市に移住体験した我が家。


利便性、教育環境、自然災害リスク、
娯楽、地価、有効求人倍率
地場産業、市政、県民性、移住者支援制度、
などなど‥
日本各県調べたり出身の友人に聞きこみしました。

 

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▲都内まで新幹線通勤できる三島は人気の移住地!

 

かれこれ一週間、寝る間も惜しんで調べたと思います。

 

計画書、予算表、必要な資料をまとめ、
ドキドキしながら夫に提案したら、
拍子抜けなほど「いいね!」と快諾。

 

この期に夫婦の価値観をすり合わせようと思い、
人生で重視することは何か?
というチェック表を作り、2人で記入しました。

 

結果、自分の領域を確保することや、
健康的な生活を重視していることがわかり、
それを実現できそうな場所を探すことになりました。

 

それからは怒涛の準備でした。
条件にあう県の役所に片っ端から電話し実情調査、
幼稚園の短期入園受け入れ先探し‥

 

わかったことは、
前例がないですと困惑しながらも、
どの自治体も親身に対応してくれたこと。

 

幼稚園の園長先生も
「親子で移住体験なんてユニークですね」
と面白がって受け入れてくれた。

 

最終的な候補地は、
長野県、静岡県岡山県、福岡県。

 

その中から新幹線通勤と生活環境、
私の事業計画を重視して、
静岡県に行くことにしました。

静岡は大地震と富士山の脅威があるけど、
安全と言われていた鳥取で大きな地震が起こり、
日本全国安全な場所はないと再確認。

 

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ハザードマップ、避難経路など全て事前調査

 

防災意識の高い地域で、
日頃から備えるのが案外安全なのかもしれない。

 

三島市は富士山が見える、
きれいな湧き水が流れるせせらぎの街。
ここで子どもたちの気持ち、
自分の気持ちがどう動くか、じっくり考えました。

 

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▲街のどこからでも見える大きな富士山

 

目の前には富士山、
週末少し足を伸ばせば箱根、伊豆、熱海。
三島スカイウォーク、
伊豆フルーツパークでイチゴ狩りなど、
ちょっとした観光も近場でできます。

 

計画が具体的になってくると、
俄然わくわくしてきますね!

 

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▲三島名物、みしまコロッケ 

 

これから何度かに分けて静岡移住体験記を書いていきます。

更新はTwitter(@nenenotebook)でお知らせするので、
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*ねね*

 

 

 

【親子で移住体験記】中国→日本の幼稚園へ。1ヶ月短期入園の方法

こんにちは!上海帰りのねね(@nenenotebook)です。
大分お久しぶりですが、静岡移住体験記の続きです。

 

▼前回の記事

nene01.hatenablog.com

 

nene01.hatenablog.com

 

なるべく「普通の暮らし」を体験したかったので、
子ども2人を1ヶ月幼稚園に通わせることにしました。

 

幼稚園には3ヶ月前に連絡し、対応しやすい時期を聞いて、
1月~2月頭まで通うことになりました。

 

2月以降は卒園に向けてバタバタするので難しいようです。

 

体験入園ってどうすればいいの?
問い合わせから準備、入園までの流れを書きます。

  

 

1、市役所に問い合わせ

幼稚園に通わせることが必須条件だったので、
体験ウェルカム!な場所を日本全国から探しました。

 

住んでみたい場所をピックアップし、
片っ端から市役所の移住相談課児童課に電話しまくりました。
そしてその中から反応が良いところに絞ります。

 

感想としては、全体的に好反応でした。

 

子連れ移住体験なんて初めての問い合わせです
というのが大半でしたが、
移住者が多い自治体ほど受け入れに寛容な印象。

 

ちなみに最終候補に残っていたのは、
長野県、静岡県岡山県、福岡県です。
移住人気上位の都市ですね!

 

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2、幼稚園の候補を絞る

次に、市役所の方から体験入園OKな幼稚園を聞きます。
担当の方によっては、全て調べて回答いただいたりも。

 

公立幼稚園よりも、
私立幼稚園の方が柔軟に対応できそうとのことで、
特に外国語教育に力を入れていたり、
お勉強熱心な幼稚園は、海外から来た子を受け入れやすいかも・・・
とアドバイスをもらいました。

 

幼稚園候補を絞ったら、いよいよ個別に問い合わせをします。

 

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3、幼稚園に電話で問い合わせる

幼稚園に電話で問い合わせします。
確認することは・・・

 

*体験入園可能かどうか?

*いつ頃受け入れできるか?

*園服などの貸し出しは可能か?

*提出書類や準備品の確認

*預かり時間や給食有無など細かい確認

 

我が家が最終的に決めた静岡の幼稚園は、
園長先生が対応してくださり
面白い試みですね!!」と、とても興味を持ってくれました。

短期入園なので・・・ということで、
園服や体操服の貸し出しをしてくれました

 

園によっては体験であっても全て自費購入、

という場合もあるので、幸運だったかもしれません。

 

次に書類や持ち物を準備していきます。

 

4、提出書類・準備するもの

住民票を移す必要はなかったので、
幼稚園から事前に郵送していただいた書類に記入し、
入園時に提出するのみです。

 

とーってもたくさんの書類×2人分で・・・
ちょっと大変です。が、これも体験入園のため!

 

園で使うものは大体貸し出しOKでしたが、
ナフキンやコップなど身の回り品は持参なので、
事前購入して名前シールを貼っておきました。

 

5、入園までの過ごし方

それまで上海のインター幼稚園に通っていた娘たちに、
日本の幼稚園に入るんだよ」と伝えておきました。

 

生まれてから上海育ちの子どもたち、
ちょっと公共マナーが心配な部分があったので、
日本で気をつけることなど、
生活の中で少しづつ教えていきました。

 

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初めて日本で、日本人のお友達だけに囲まれた生活を体験。
大丈夫かな・・・馴染めるかな・・・
親もドキドキしながらその日を待つのでした。

 

次回は体験入学当日の様子を書きますね。

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*ねね*

 

 

 

 

 

中国→日本に帰国。最初に恋しくなったのは「果物」?!

お久しぶりです。ねね(@nenenotebook)です。
約10年の上海生活を終えて日本に帰国して、早10ヶ月になります。

 

上海を離れて真っ先に恋しくなったもの、
意外にも「果物」です!

ここからはちょっと前の、今年初夏の出来事になります。

 

 

中国だと果物が種類豊富でお安いので、
毎日たくさん買っていました。

 

有り余ったマンゴーやパインを凍らせて、
ミキサーでスムージーなんか作ったり・・・

 

今考えると、とても贅沢な食生活だったと思います。
はぁ・・・恋しい。

 

そこでハッと思い浮かんだのが、
台湾で貿易会社を経営している友人。
ちょうど、青果物の輸出入をやっていたような。

 

台湾からマンゴー買えるかな?

と聞くや否や、即マンゴーを送ってくれました!

 

 

日本向け輸出の基準をクリアした、
きちんとしたマンゴーが届きました。
こちら「爱文芒果」になります。

 

 

クール便で傷みもなく、無事受取。
ただ、輸送途中で熟してしまうのを防ぐため、
完熟の一歩手前で収穫しています。

 

受取時にまだ完熟ではなかったので、
室温で1~2日置いてからいただきました。

 

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手のひら一杯のサイズで、
けっこうずっしりと重みがあります。

 



この食レポツイッターにあげたら、
食べてみたい」とのコメントをいただいたので、
試しにアンケートを取ってみたところ・・・

 


過半数以上の方から興味ありとの結果。
私と同じように台湾果物が恋しい方がいるなら、
試しに販売してみようか?と仕入先に相談したところ、即OK!

 

ただ、急だったので品質管理、物流に無理がないよう少数にして、
Twitterのフォロワーさん限定でお試し販売。

 

 

ショップのURLは公開せずDMでの対応でしたが、
11件もご注文いただきました^^

 

注文完了後も、生産地から送られてくる情報をアップ!
私、もともとECのお客さま窓口担当だったので、
無事手元に届くまでしっかり対応したいという想いがあります。

 

 

こうして出荷されてから配達状況まで確認して、
全件問題なくお受取いただきました。
いくつか感想もいただけました♪

 

 

 

喜んでもらえてよかった・・・!
台湾マンゴー、私も二箱購入して、
半分冷凍して保存、半分はじっくり楽しみました。


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台湾のフルーツ×香港スイーツ
これが日本の食卓で再現できるなんて・・・。
感動しております。

 

販売の有無に関わらず、
我が家は半永久的に台湾フルーツが食べられます(笑)
友人に感謝するばかり。

 


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さて来年もリクエストがあれば販売します♪
前回よりも時間に余裕があり、仕入先に伝えておけば数も出せますし、
マンゴーの他にも色々仕入れられそうですっ!
ライチとか?なつめとか?ワクワク。

 

仕入先の台湾企業で取り扱いの果物は、
台湾の有名百貨店や大手旅行会社で取り扱いありで、
品質には信頼が持てます。

 

また、台湾フルーツの仕入れ・販売をご希望の企業様。
規模にもよりますが対応可能ですので、
まずはお問い合わせページまたはツイッターDM(@nenenotebook)よりご連絡ください。

 

ひとまず、来年もツイッター&ネットショップで販売してみようと思います。

 

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*ねね*

 

 

【Twitterまとめ】海外在住日本人の熱い想い。日本のカップ麺は”超一級の贅沢品”!

こんにちは!ねね(@nenenotebook)です。
今年4月に約10年間の中国生活を終え、
日本に本帰国しました。

 

帰国後もふと上海生活を思い出してTwitterに投稿するのですが、
先日なにげなく呟いたのがこちら。

 

 

このツイートに、海外在住日本人の皆さんから多くの共感の声とコメントが寄せられ、「カップ麺への愛」をしっかり受け取りジーンとしちゃいました。

 

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▼特別な日、辛い時がくるまで大事に保管! 

 

 

 

 

辛い時に食べよう。特別な日に食べよう。
まだ先だ!今じゃない。まだ先!まだ先!
と、大事に大事にとっておくと、

いつの間にか賞味期限が切れていた・・・!

 

結果、何でもない普通の日に賞味期限切れカップ麺を食べるというのが、在外邦人の悲しい常!

 

▼「貴族の食べ物」・・・輸入品は高すぎる。

 

 

海外でも手に入ることは入るんです。
でも、輸入品のカップ麺の高いこと高いこと!
カップ麺に、この価格・・・?」と冷静に考えると、
安易に手が出せません。

 

特に欧州在住の方から寄せられるコメントには、アジアで手に入れるよりもずっと高い!との情報が。

 

www.aromioakleaf317.com

 

出来心でうっかり空輸なんてすると、トンデモナイことに。。

そこから生まれたアイディアがこちら。

 

▼スパゲティ+重曹カップラーメン?!

 

スパゲティをカップ麺風の食感に茹で上げる!
パスタが簡単に入手できる、欧州ならではの策です。

 

▼困った時の辛ラーメン

 

そして現地で手に入りやすい「辛ラーメン」をアレンジする!
辛ラーメンで代用するというコメントは、世界各国から寄せられました。
すごいぞ辛ラーメン!!

 

▼日清カップヌードルは現地版が手に入る 

 

日本のカップ麺のといえば、日清カップヌードル
世界80以上の国と地域で販売されているので、現地製造品が安く簡単に手に入ります。

 

japan-business-headline.com

 

 

同じく日清でもどん兵衛は海外版が少ないようです。
コメントに一番多かったのはどん兵衛でした。

ザ・日本の味。どん兵衛

 

▼意外とないのがカレー味 

 

そうなんです、現地生産の日清カップヌードルがあるにせよ、カレー味がなかったり、かゆいところに手が届かないんですよね。
好みの味や、変り種は日本で入手しましょう。

 

コスパ重視派は袋麺を大量輸送! 

 

かさばるカップ麺より、袋麺の方が大量に輸送できます。
我が家もサッポロ塩ラーメンの袋麺を持ち込んでいました。 海外出張の際に、駐在員へのお土産に袋麺をチョイスするのはセンスが良すぎる!

 

▼恋しくなるのはだしの味。 

 

カップ麺と同じ役割を果たすものとして、「お茶漬けのもと」「インスタントみそ汁」を挙げている方が目立ちました。
やはり、「だしの味」に母国を想うのでしょうか。 

 

最後に、皆さんにアンケートをとってみました。

 

 

1位 元祖カップラーメン(日清など)

2位 うどん、そば(赤いきつねなど)

3位 焼きそば(ぺヤングなど)

4位 名店ラーメン(一風堂など)

 

という結果になりました!
これは住む国・地域によって差がありそうですね。
ラーメンが手に入りやすい中国では、
どん兵衛や焼きそば人気でした。

 

▼まとめ。在外邦人が欲しいカップ麺はこれだ! 

 

総じて、王道の定番商品に人気が集中しているのは、
少量しか持ち込めないのに当たりかハズレかわからない未知の新商品に挑戦するより、
確実に満足感を得られる「昔ながらの味」に重きを置いているのかなぁと、思う次第でした。

 

 

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*ねね*

【親子で移住体験記】中国在住者から見た静岡県の魅力5選!

こんにちは!上海在住主婦のねね(@nenenotebook)です。
前回に引き続き、静岡移住体験について書きます。

 

▼前回の記事

nene01.hatenablog.com

 

日本全国から「なぜ静岡を選んだのか?」について、
中国在住者ならではの静岡県の魅力について語ります。

  

 

1、富士山が見える!

長く日本を離れて暮らすと、
「日本らしい風景」が恋しくなります。

 

日本の風景といえば、富士山。
拝観料も取られず富士山が日常的に見える生活、
なんと贅沢なのでしょうか・・・。

街歩き中に撮った写真↓

 

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また、富士山の雪解け水などが地下水となり、
それが水道から飲める地域もあるのです!

 

静岡県の水道水は、「地下水」を水源とするものが53.7%で、
全国平均値の23.4%を大きく上回っています。

 

▼参考

静岡県/水の恵みコラム

 

今回移住体験した静岡県三島市では、
柿田川から湧き水が噴出していて、
澄んだブルーがとても美しく心に残りました。 

 

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2、海の幸が美味しい!

最近では上海でも美味しい日本料理店がありますが、
日本から空輸したお魚は種類が限られることと、
高くて気軽に食べられないことがネック。

 

特にスーパーではなかなか日常的に買える値段ではなく、
肉偏重型の生活になりがちです。

 

我が家では特に夫が海の魚が大好きなので、
海の幸に恵まれた場所を選びました。

 

静岡県は海に面しているので、
新鮮で種類豊富なお魚がたくさん食べられます。

 

3、静岡といえばお茶

静岡といえばお茶の一大生産地。

中国で中国茶を学んでいるので、
いつかお茶つながりの文化交流に関われないかな?
と淡い期待を持っています。

 

また、三島市姉妹都市が中国麗水市だそうで、
ホームステイの受け入れなどもしてみたいですね。

 

▼参考

www.city.mishima.shizuoka.jp

 

我が家の子どもたちは中国で生まれ育ち、心の故郷は中国です。
日本に帰った後も中国とつながりたい!」と言っています。
私も同じ気持ちでいます。 

 

4、中国人に人気の観光地

東京~大阪のゴールデンルート中間に位置し、
訪日観光の中継地点として好立地の静岡県

 

富士登山を始め、御殿場アウトレットや、
富士急ハイランドなども、中国人観光客の人気を集めています。

 

www.nikkei.com

 

中国人観光客が多いということは、
旅行業・商業施設・ホテルでの中国語の仕事や、
ビジネスチャンスもあるはず・・・と、考えています。

 

5、静岡→上海便が毎日運行

県内の富士山静岡空港では、
静岡→上海便が毎日運行しています。

 

他にも武漢・寧波・杭州便があり、
地方空港としては中国にアクセスしやすいといえます。
(※2018年11月現在)

 

▼参考

www.mtfuji-shizuokaairport.jp

 

6、さいごに

一度日本を出て上海で生活することで、
日本での理想的な暮らしを思い描くことができたと思っています。

 

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本帰国するからと言って完全に中国と関わらないのではなく、
日本に住みながら、中国とどう関わっていくか?
ということを家族で考えていきたいと思っています。

 

これから何度かに分けて静岡移住体験記を書いていきます。
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*ねね*

 

 

 

ただ深呼吸したかった。上海から静岡へ、1ヶ月の親子移住を決めた理由

こんにちは、上海在住主婦のねね(@nenenotebook)です。

 

上海で子育てすること8年。
日々たくさんの人に助けられ、楽しく過ごしていますが、
中国ならではの苦労もありました。

 

大気汚染で外に出られず、
走り回りたい盛りの子どもと何日も家で過ごしたこと。

 

反日感情が高まった時は、
大きな声で日本語を話さないようにし、
隠れるように生活していたこと。

 

マンション自室の上下階で内装工事が始まると、
あまりの騒音に子ども達が泣き、
興奮さめず夜中に何度も目を覚ますことも。

 

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・・・
・・・・・・

 

静かな部屋で過ごしたい。

青い空が見たい。

良い空気が吸いたい。

子どもを外で安心して思い切り遊ばせたい。

 

日本だったら、それが叶うのだろうか・・・?

 

実は私、結婚してすぐに上海に来たので、
日本での育児を経験したことがなく、
母国での日常がどんなものなのか知りたいと思っていました。

 

子ども達は当時インター幼稚園に通っていて、
小学校はどうしようかと考えている時期でもありました。


このままインターか、日本語の学校か。
本の学校に入るとして、自己主張の強いこの子達が、上手く馴染めるかな・・・?

 

その思いは年々強くなり、とうとう夫にこう伝えました。

 

子どもの冬休み、日本に移住体験してみたい・・・

 

いつものように実家に滞在するのではなく、
将来を見据えて、自分たちで、
日本での家族の生活を体験したい、と。

 

お金もかかるし、恐る恐るの提案だったけど、
夫は意外にも好反応。

 

それ面白いね。住みたい場所、探そう!

 

その後はあっという間に計画が進み、
日本全国から候補地を挙げて考えた結果、
静岡県に私と子2人で1ヶ月滞在することになりました。

 

ちなみに、静岡には縁もゆかりもありません。

 

滞在中は民泊で一軒家を借り、
子ども達は現地の幼稚園に通い、
私は食材を買って自炊し、家事をしながら、
この街での暮らしがどんなものか体験するという1ヶ月。

 

旅行ではなく、まさに“暮らし”です。

 

たった1ヶ月とはいえ、新しい生活の始まりに、
私も子ども達もわくわくしていました。

 

これから家族の中で何かが大きく変わる。
そんな予感に胸を躍らせながら・・・

 

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中国では子どもに対してどう接する?日本から見えにくい中国人の“子ども好きな一面”

こんにちは!上海で育児中のねね(@nenenotebook)です。


こちらで実際に接している中国人と、
日本からの報道で受け取る中国人像には大分違いがあるなぁ・・・
と日々思っているのですが、
今回は日本からは見えにくい、中国人の“子ども好きな一面”について書きます。

 

 

1、中国人の意外な一面、実は子どもが大好き!

日本政府観光局(JNTO)の統計によると、
訪日外国人数は2017年に2869万人と過去最高を更新し、
その中でも最も日本に訪れる機会が多い中国人観光客に注目が集まっています。

 

www.jiji.com

 

観光地ではワイワイと中国語が飛び交い、
声が大きい、列に並ばないなどマナーについて問題視する声もありますが、
そういった側面ばかりではありません。

 

中国人は幼い子を“宝宝”と呼び、
文字通り、他人の子でも宝物のように可愛がります。

 

私は上海で8年子育てしてきたのですが、
周囲の人々に温かく見守られ、助けられ、
毎日のびのびと過ごしています。

 

ベビーカーで道を歩けばすれ違う人が「可愛いね」と声をかけてくれ、
地下鉄に乗ると数人が一斉に立ち上がって席を譲り、
外食先では手の空いたスタッフが子どもと遊んでくれることも。

 

老若男女問わずそのような感じで、
子連れの母親にも「大変ね、よく頑張ってる」と応援の声をかけてくれます。

 

頼れる身内がいない中、孤独を感じずに子育てできるのは、
中国の人たちが温かく接してくれるおかげだと思っています。

 

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2、老若男女問わず子どもが好きなのは何で?

このような環境から日本に本帰国(勤務先が中国から日本へ変わる事)した日本人ママは、
日本での育児をどう感じているのでしょうか?

 

愛知県在住のSさん(5歳女の子、9歳男の子のママ)に聞いてみたところ、

「子どもがうろちょろ動き回ってしまった時など、
若者の視線が冷たく感じることがある。」

とのこと。


日本でも年配の方からは声をかけてもらえるけれど、
若者は中国の方が優しく接してくれたと言います。

 

先ほど「老若男女問わず」と前述しましたが、
子育て未経験の若者まで子どもに優しいのはなぜなのでしょうか。

 

都会を中心に核家族化が進む日本とは違い、
中国では血族の結びつきが強く、
祖父母が孫の面倒を見て、親が働きに出るというスタイルが主流です。

 

街中で子どもを連れた祖父母の姿をよく目にするし、
家族・親戚で集まって大人数で食事をすることもあり、
こうした環境の中で、若者と子どもが接する機会が多くなります。

 

子連れの親を助ける大人たちを日常的に見ているので、
若者にもそういった意識が自然と芽生えるのかもしれない、と思っています。

 

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このような背景の違いを考えると、
日本と中国の若者の意識に差があるは仕方ないのかもしれません。

 

「人数が多い世代の意見がスタンダードになりやすい。
日本は子どもが少ない時代だから、
子連れが多少窮屈になるのは仕方がないと思っている。」

 

こう語るのは三重県在住のMさん(移住当時8歳女の子、6歳男の子のママ)。

以前東京に住んでいた時、
駐在に関する手続きのためにやむを得ず、
子連れで満員電車に乗り、窮屈な思いをしたことがあると言います。

 

「行かない方が良い場所もある。
『子連れでどこに行こうが自由じゃない!』って権利を主張するより、
柔軟に対応するのが一番良い生き方だと思う。」

 

行動派なMさんは、
日本に帰国した後も、冷静に周囲の状況を見渡しながら、
臨機応変にお子さんとのお出かけを楽しんでいるようです。

 

3、どんどんお出かけして公共マナーを学ぶ

子連れに寛容な環境ということもあり、
我が家では、外食や旅行など、
子どもたちが0歳の頃から色々な場所に出かけていました。

 

公共の場所で大きな声を出したり、
走り回ってしまうことも時にはあったけど、
外出の機会が多かったせいか、落ち着くのも早かったように思います。

 

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周囲の迷惑を気にしすぎて外に出ないと、
子どもが外でマナーを学ぶ機会も減ってしまいます。

 

日本は親子で楽しめる場所がたくさんあるので、
「楽しもう!」という気持ちを大切にして、
お子さんと外に出て色々な体験ができると素敵ですね。

 

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