ひらがなが読めない!ワークや絵本に全く興味を示さない4歳が夢中になったもの
こんにちは!
INDIGO CANDYのねね(@nenenotebook)です。
最近、家族でよくかるた遊びをしています。
この遊び、年の離れた兄弟姉妹でも一緒にひらがなの練習になって良いな~と思ったので、その様子をご紹介します。
【目次】
1、かるたを始めたきっかけ
夏休みに日本の実家に子ども達を連れて行ったときのこと。
すぐ近所に娘と同じ年頃のいとこ家族が住んでいるのでよく遊ぶのですが、そのいとこが熱中していたのが「アンパンマンかるた」。
さぁ、かるた勝負!
我が家の4歳娘はひらがなに興味がなく読み書きが全くできないので、応援役に。
対戦は6歳娘と4歳いとこで行いました。
6歳娘は、ひらがなの読み書きは小学校で習得しているので、自信満々。
ところが、4歳いとこは毎日のように練習しているらしく、読みはほぼ完璧、かるたを取るスピードも速い速い!
配布時点から配置を記憶していっています。
結局6歳娘は、かるた自体に慣れていなかったせいか、4歳の子に負けてしまったのです。
負けず嫌いの娘は相当悔しかったらしく、その日から「かるた練習する!!」と意気込みはじめました。
2、ひらがなに全く興味のない4歳妹が、くいついた
「次に日本に行く時には、勝つ!」と、闘志を燃やす6歳娘。
上海に戻ってからも、かるたの練習を続けることにしました。
最初は、私か夫が読み、6歳姉が札を取り、4歳妹は「がんばれお姉ちゃん!」と、応援していました。
でも何回か続けているうちに、ひらがなが全く読めなかった妹がかるたを指差して「お姉ちゃんあそこ」と札を識別するようになり、取り手として参加できるようになりました。
恐らく大半は絵で判断していますが、何度も練習しているうちに、いくつかのひらがながわかるようになったようです。
姉のために始めたかるた練習ですが、妹のためにもなっていました。
3、4歳妹は取り手、6歳姉は読み手になって遊ぶ
そのうち妹が本格的に取り手として参加するようになり、姉と2人で競うようになると、問題が起こりました。
妹がズルをするのです…。
4歳だとルールは理解できるけれど、勝ちたい気持ちが強く出ると、お姉ちゃんが取ろうとしている札を横取りしたり、無茶な行動をとります。
姉は最初は我慢していたものの、だんだん嫌気がさして「一緒にやりたくない!」とご機嫌を損ねてしまいました。
そこで、6歳姉には札を読んでもらうことを提案しました。
小学一年生、学校の授業や宿題でよく音読をやっているので、文章を読むことが楽しくなってきた年頃。
喜んで読み手になってくれました。
それからは、姉が読み手、妹と私か夫が取り手になって、家族で楽しくかるた遊びができるようになりました。
「あいうえお」だけでなく、「がぎぐげご」「きゃきゅきょ」などまで網羅しているので、このかるたでひらがなを覚えれば学習範囲は全てカバーできると思います。
ただ、札数が多いので、全て終えるのに30分くらいかかります。
我が家では夕食後から寝るまでの間に遊んでいます。
4、ひらがなは何歳くらいで読み書きできる?
こどもちゃれんじのHPを参考にすると、
3〜6歳で、「読める」子が90%に、4〜6歳で、「書ける」子が76%に
とあります。
これは日本でのデータだと思うので、海外在住で日本語に触れる機会の少ない子は、習得速度が多少緩やかになるかもしれません。
言語学習は個人差が大きいので、就学前であればあまり神経質にならなくていいかなと思います。
ちなみに姉は日本人小学校入学前はインターの幼稚園に通っていて、日本語学習は家庭でやらなければ!と意気込んで3歳からこどもちゃれんじやひらがなワークに取り組んでいました。
本人が集中力があり日本語への興味が強かったので、4歳の頃には読み書きができていました。
一方妹は、2人目の適当さといいますか、姉ほど熱心にひらがなを教えていなくて、気づいたらほとんど何もしないまま4歳になっていたという感じで…
かるたで何となくひらがなに興味を持ってもらえて、良かった!
5、我が家で使っているあいうえおんカルタ
我が家で使っているのは、「あいうえおんカルタ (かるた)」です。
書店で購入しましたが、他のひらがなカルタとは一線を画するシュールな絵が気に入り、直感的に購入。
絵や文章もなかなかシュールなので、子どもも笑いながら読んで、すぐに頭に入るようです。
6、まとめ
今回のかるた練習は姉の闘志に火がついたところから始まったのですが、6歳には文章を読む練習になり、4歳にはあいうえおを読む練習になり、しかも姉妹同時にできるので思わぬ学習効果がありました。
今までは夕食後は何となくテレビを見ながらだらだらしていたので、テレビを消してかるた時間が習慣づいてきたのも良い点です。
これからも子どもたちが楽しめて、ついでに学べて、家族のコミュニケーションにもなるような取り組みができればいいなと思っています。
それではまた!
♪ねね♪
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